
最近自然災害も多いし、うちも災害用にポータブル電源準備するかぁ。
でもメーカーは色々あるし、容量とか機能とかよくわからんなぁ・・・
何を選べば良いんだろうか?

災害用のポータブル電源を検討中なら、まずはこの記事をチェック!
最後にチェックリストも準備したから、
上手に活用して自分に合った1台を手に入れよう!
災害や大規模停電への備えとして、ポータブル電源を検討している人が近年増えています。
ただ、「防災用なら1,000Whを選べばいいの?」「何Wあれば電子レンジや冷蔵庫が使える?」「大容量を買えば安心?」と迷ってしまいますよね。
結論からいうと、災害用ポータブル電源は「何Whの商品がおすすめか」だけで決めるのではなく、「停電中に何を何時間使いたいか」、そして「何Wの家電を動かしたいか」から逆算することが大切です。
この記事では災害時のポータブル電源の役割から、必要な容量・定格出力、LFPバッテリー、ソーラー充電、UPS、安全性、購入後の管理まで、2026年時点の最新情報をもとに整理していきます。
「買ったのに容量が足りない」「容量は足りるのに家電が動かない」といった失敗を避けるため、そして自分の家庭に必要なポータブル電源を手に入れるためにもまずはこれを読んでみてくださいね。
災害対策にポータブル電源は必要?「いらない」ケースも含めて役割を整理
災害時のポータブル電源は停電中の通信や照明、家電を支える補助電源で、用途によっては必須とは限りません。
ポータブル電源は、あらかじめ電気を蓄えておき、停電時などにスマートフォンや照明、家電へ電力を供給するための機器です。
ただし、すべての家庭に大容量のポータブル電源が必要というわけではありません。
「防災=大容量」という考え方だけで選ぶと、価格や重量が負担になったり、実際には使わない機能にお金をかけてしまうなんて事も・・・
まずは、災害時に何のために電源を確保したいのかを考えてみましょう。
災害時にポータブル電源が役立つ場面
ポータブル電源は、停電中の通信・照明から一部の生活家電まで、家庭で電力を確保したい場面に役立ちます。
代表的なのは次のような用途です。
特に在宅避難では、停電しても自宅で生活を続ける必要があります。
スマートフォンで情報収集したり、照明を確保したりするだけなら小容量でも対応できますが、冷蔵庫や電気毛布などまで使いたい場合は、より大きな容量と出力が必要になります。
ここで重要なのが、ポータブル電源は「発電機」ではないということです。
ポータブル電源は基本的に、事前に充電した電気を使う蓄電池です。
そのため停電が長期化する場合は、ソーラーパネルや車載充電などの「再充電手段」まで考えておく必要があります。

ポータブル電源がなくても対応できるケース
スマートフォンや照明など最低限の電源確保が目的なら、モバイルバッテリーや乾電池式ライトなどを組み合わせる方法もあります。
たとえば災害時に確保したいのが次のようなものなら、大容量のポータブル電源は必要ありません。
- スマートフォンの充電
- 小型LEDライト
- 小型USB機器
- ラジオなどの情報収集機器
このような使い方なら、モバイルバッテリー、乾電池、充電式ライトなどを分散して備える方法もあります。
一方で、停電中に冷蔵庫や電気毛布などを使いたい場合は、ポータブル電源のメリットが大きくなります。
つまり、「ポータブル電源が必要か?」ではなく、
「停電時に何を電気で動かしたいか?」
と考え方を変えてみると判断しやすくなります。
以前停電が4時間以上続いた際に、冷凍庫の中身が溶けてしまった経験があります。
すぐにクーラーボックスに保冷剤を入れて対応しましたが、クーラーボックスでは冷やしておける時間の限界がありました。
そんな経験から、停電時にも冷蔵庫に安定して電力を供給できる容量の大きいポータブル電源を購入しました。
停電は大規模な地震や台風などよりも比較的身近に起こりやすいので、ポータブル電源がある現在は大きな安心感に繋がっています。
また防災用品はポータブル電源だけで完結するものではありません。
飲料水、食料、簡易トイレ、照明、カセットコンロ、モバイルバッテリーなどと組み合わせて備えることが重要ですね。
在宅避難と持ち出し避難では選ぶ基準が違う
在宅避難では容量・出力・再充電性、持ち出し避難では重量・サイズ・携帯性を優先すると、自分に合った製品を選びやすくなります。
同じ「災害用」でも、使う場所によって必要な性能は変わります。
| 使用する場面 | 優先したいポイント | 理由 |
|---|---|---|
| 自宅で在宅避難 | 容量・定格出力・再充電 | 長時間の電源確保を考えるため |
| 車中泊・車での避難 | 容量・重量・車載充電 | 車との組み合わせが重要 |
| 避難所へ持ち出す | 重量・サイズ・携帯性 | 移動時の負担を減らすため |
| スマホ中心 | 小容量・USB出力 | 必要以上の大型機が不要な場合がある |
勘違いしがちですが「大容量ほど良い」とは限りません。
たとえば避難所へ持ち出すなら、容量が大きくても重すぎる製品は扱いにくくなります。
逆に自宅で使うなら、多少重量があっても容量や出力を優先できる場合があります。
災害用ポータブル電源は何Wh必要?家族人数・停電日数・家電から決める
必要な容量は人数だけでなく、使う家電と停電時間から決めるのが基本。1,000Whという容量はあくまで一般論であり正解ではありません。
「災害用なら何Whがおすすめ?」と聞かれると、1,000Wh前後を目安として紹介されることがよくあるんですが、これはは法律や公的機関が定めた防災用の一律基準ではありません。
スマートフォンと照明だけなら数百Whでも対応できる一方、冷蔵庫、電気毛布、調理家電などを使えば必要な電力量は大きくなります。
そのため、容量は「家族人数」だけではなく、
使う家電 × 使用時間 × 使用頻度
から考えることが重要です。
まず「停電中に何を使うか」を3つに絞る
容量を決める前に、停電中に使いたいものを「通信・照明」「暑さ・寒さ対策」「生活維持」の3グループに絞ってみましょう。
①通信・照明
- スマートフォン
- モバイルWi-Fi
- LEDライト
- ラジオ
- タブレットなど
まずは「情報を得るための電源」を確保します。
②暑さ・寒さ対策
- 扇風機
- サーキュレーター
- 電気毛布
- 小型ヒーターなど
夏や冬の停電では、室温対策が重要になります。
ただし電気ヒーターやドライヤーなどは消費電力が大きいため、ポータブル電源の容量だけでなく定格出力も確認してください。
③食品・調理など生活維持
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 電気ケトル
- IH調理器
- 炊飯器など
これらは必要な容量・出力が一気に大きくなります。
「何となく1,000Wh」ではなく、まず使いたい家電を書き出しましょう。

容量帯別の目安
容量は用途によって適正範囲が変わりますが、通信・照明中心なら200〜300Wh程度、家電を含む在宅避難なら500〜1,000Wh以上が比較候補になります。
考え方の目安として整理した表を載せておくので、参考にしてみてください。
| 容量帯 | 向いている使い方の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 200〜500Wh | 単身・最低限の通信や照明の確保 | 高出力家電には向きにくい |
| 500〜1,000Wh | 1〜2人世帯・小型家電中心 | 使用家電が多いと不足しやすい |
| 1,000〜1,500Wh | 3人前後のファミリー・家電バックアップ | 何を使うかによって必要量が変わる |
| 2,000Wh以上 | 大人数世帯・長期停電・高消費電力家電 | 重量・価格・保管場所も要確認 |
Jackeryの2026年の防災情報でも、目安として1人暮らし:200〜500Wh、夫婦世帯:500〜1,000Wh、3人家族:1,000〜1,500Wh、4人家族以上:2,000〜3,000Wh以上と紹介しています。
ただし、これはあくまでメーカーが示す目安です。
実際には同じ3人家族でも「スマホと照明だけ」の家庭と、「冷蔵庫・電気毛布・調理家電まで使う」家庭では必要な容量が2倍、3倍と変わります。
そのため容量帯は「正解」ではなく、自分の使用条件を考えるためのスタート地点として使うのがおすすめです。

1,000Whで何日使える?家電別に考える
1,000Whで何日使えるかは家電の消費電力と使用時間によって変わるため、「1,000Wh=○日」と固定して考えることはできません。
ここで覚えておきたいのが「Wh」と「W」の違いです。
・Wh=どれくらいの電力量を蓄えられるか
・W=どれくらいの電力を出せるか
たとえば、消費電力100Wの機器を5時間使えば、単純計算では、
100W × 5時間 = 500Wh
となります。
同じ1,000Whのポータブル電源でも、100Wの機器を使うのか、1,000Wの機器を使うのかで使用時間は大きく変わります。
さらに実際にはDCからACへ変換するときのロスなどがあるため、公称容量の1,000Whをそのまま家庭のAC機器で使えるわけではありません。
冷蔵庫の場合は運転中の消費電力だけでなく、コンプレッサーの起動時に大きな電力が必要になります。

必要容量を考えるときは、次の順番で整理しましょう。
- 停電中に使いたい家電を決める
- 家電の消費電力を確認する
- 1日に何時間使うか決める
- 使用する日数を想定する
- 再充電できるか確認する
この方法なら「1,000Whを買えば大丈夫」という単純な考え方ではなく、自分の判断基準を明確にできますよ。

WとWhについて、もう少し知りたい方はコチラ
【ポータブル電源のWとWhの違い・確認すべきポイント】
世帯人数だけで容量を決めると失敗する理由
同じ人数の家庭でも、使用する家電・使用時間・停電日数が違えば必要な容量は変わるため、「1人○Wh」のような単純計算だけではダメ。
たとえば3人家族でも、
- スマホと照明だけ
- スマホ・照明・扇風機
- スマホ・照明・冷蔵庫・電気毛布
- さらに電子レンジや調理家電も使用
では必要な電力量がまったく違いますよね。
逆に4人家族でも最低限の通信・照明だけを確保するなら、2,000Wh以上が必要とは限りません。
だからこそ「家族人数→Wh」と考えるのではなく、
家族人数+使う家電+使用時間+停電期間
で考えることが大切です。
災害用ポータブル電源の選び方|Wh以外に確認したい7つのポイント
災害用は容量だけでなく、定格出力・電池・充電方法・重量・安全性まで確認しておきましょう。
ポータブル電源を比較するとき、容量の「Wh」だけを見てしまいがちです。
しかし防災用途では「容量が足りているか」と同じくらい、「使いたい家電を動かせるか」「停電中に再充電できるか」「安全に保管できるか」が重要です。
ここでは7つのポイントを確認します。
ポイント1. 定格出力Wは「使いたい家電」から確認する
定格出力は、停電時に使いたい家電の消費電力を上回っているかを確認することが重要です。
たとえば容量が1,000Whあっても定格出力が足りなければ、高出力の電子レンジやIHなどを動かせません。
特に確認したいのは、
などです。
また、冷蔵庫などモーターを使う機器は、起動時に一時的に大きな電力が必要になります。
そのため、
Wh=どれだけ使えるか
だけでなく、
W=何を動かせるか
もセットで確認しましょう。
少し話が脱線しますが、IH調理器や電気ケトルはカセットコンロがあれば代用できます。
災害時には電気が無くても動かせるアイテムを持っておくことも重要です。
我が家はオール電化ですが、そういった考え方で先日カセットコンロを購入しました。(今度焼肉でもしてみうようと思います。)
また最大瞬間出力(サージ)の数字だけを見て、「この家電が使える」と判断するのもやめましょう。

ポイント2. LFP(リン酸鉄リチウムイオン電池)は防災向き?
LFPは熱安定性や長寿命が特徴ですが、LFPだから絶対に安全という意味ではなく、BMSなどを含めて総合的に確認する必要があります。
近年のポータブル電源では、リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)を採用する製品が増えています。
経済産業省の市場流通調査でも、三元系からリン酸鉄系リチウムイオン電池への移行が確認されています。
LFPの主な特徴としては、こんな感じ。
一方、同じ容量なら重量やサイズ面で気になる人もいると思います。
また、どの電池方式でも火災や感電などのリスクはあります。
NITEはリチウムイオン電池搭載製品の事故について注意喚起しており、ポータブル電源についても事故やリコールへの注意を呼びかけています。
そのため、LFPだけを見て安全性を判断するのではなく、
まで確認することが大切です。
ポイント3. 充電方法はACだけでなくソーラー・車載も確認
短期停電ならAC充電でも対応しやすい一方、長期停電に備えるならソーラーや車載など、複数の再充電手段を検討しておくと安心です。
ポータブル電源は、充電した電気を使い切ればそこで試合終了。(すみません、スラムダンクが好きなもんで・・・)
そのため停電が長引くほど「どうやってもう一度充電するか」が重要です。
主な充電方法は、
- 家庭用コンセント
- ソーラーパネル
- 車載充電
- 製品によって複数入力
などです。
特にソーラーパネルは、長期停電時の再充電手段として有力ですが、天候、季節、設置方向、影などによって発電量が変わります。
「ソーラーパネルがあれば停電中も満充電できる」と安易に考えず、晴天時にどの程度充電できるか、メーカーの仕様を確認しておきましょう。

ちなみにこの記事では、実際に充電してみた様子を掲載しているので、ソーラーパネルを検討中の方や購入したけど上手く使えていない方は、チェックしてみてください。
ポイント4. UPS・自動切替は必要?
UPSは停電時に電源を自動的に切り替える機能で、通信機器やPCなどのバックアップに便利ですが、家庭全体を無停電化する機能ではありません。
UPS(無停電電源装置)や電源自動切替に対応した製品なら、停電を検知してバッテリー側へ切り替えられるモデルがあります。
たとえば、
- Wi-Fiルーター
- PC
- 通信機器
- 一部の家電
など、停電による電源断を避けたい機器との相性があります。
ただし、UPS対応だからといって、家のすべての電気を停電から守れるわけではありません。
接続できる機器、切替時間、出力条件などを製品仕様で確認してください。
ポイント5. 重量・サイズ・保管場所を確認する
大容量になるほど重量やサイズも大きくなりがち。持ち出すのか自宅で使うのかを先に決めちゃいましょう。
1,000Wh級以上になると、結構重たいので女性が運ぶには一苦労。
避難所へ持ち出すなら、
などを確認しましょう。
一方自宅で在宅避難するなら、重さなんか気にせず容量・出力を優先するべきです。
また、購入後にどこへ置くかも決めておきましょう
取り出しにくい場所へしまい込むと、いざというときにすぐに使えないなんて事も・・・
直射日光や高温多湿、水濡れなどを避け、メーカーの取扱説明書に従って保管してください。
ポイント6. 保証・サポート・リコール情報も確認する
防災用品は長期間保管する可能性があるため、購入時だけでなく、保証・サポート・リコール情報まで確認しておくと安心。
ポータブル電源は「買ったら終わり」ではありません。
防災用として保管するなら、
などを確認しておきましょう。
NITEはポータブル電源のリコール製品に注意するよう呼びかけています。
実際に、2025年にはEENOURの一部ポータブル電源について、発火事故の調査を受けてリコールが実施された事例があります。
「おすすめランキングで上位だったから大丈夫」ではなく、購入後もメーカーや公的機関の情報は時々確認しましょう。
PSEマークだけで安全性を判断しない
PSEマークの有無だけでポータブル電源本体の安全性を判断せず、電池・BMS・保護機能・リコールなども確認してください。
PSEは電気用品安全法に関係する制度ですが、ポータブル電源本体については、経済産業省が2024年時点で電気用品安全法の規制対象外と整理していました。
一方で、構成部品やリチウムイオン蓄電池には規制対象となるものがあります。
そのため、「PSEマークがある=このポータブル電源本体は安全だ」と考えるのはやめましょう。
防災用として安全性を確認するときは、以下の項目を要チェック。

災害用ポータブル電源で失敗しない選び方
結局本当に知りたいのは、「自分は何Whを買えば足りるのか?」ということですよね。
ここでは、容量選びで起こりやすい失敗を逆算して見ていきます。
失敗1:容量だけ見て定格出力を確認しない
Whが大きくても定格出力不足であれば、消費電力の大きい家電を動かせないことも。
たとえば1,000Whのポータブル電源でも、使いたい家電の消費電力が定格出力を上回れば使用できません。
「せっかく高いお金払って買ったのに動かないじゃん」なんてことにならないように、商品を見るときは必ず、この3点を確認してください。
「容量が大きいから何でも使える」わけではありませんよ。
失敗2:1,000Whなら何でも数日使えると思ってしまう
1,000Whでも使用する家電の消費電力が大きければ短時間で電力を使います。
たとえば100Wの機器と1,000Wの機器では、同じ1時間でも必要な電力量が大きく違います。
さらに、複数の機器を同時に使えば、その分だけ消費量も増えます。
「1,000Whなら3日使える」といった数字だけで判断せず、
何Wの家電を、1日に何時間使うのか
を確認してください。
失敗3:長期停電なのに再充電方法を考えていない
長期停電では内蔵バッテリーだけで電力をまかなえない可能性があるため、ソーラーや車載充電などの再充電方法まで考える必要があります。
前提としてポータブル電源は発電機ではありません。
たとえば3日間の停電を想定していても、使いたい家電の消費電力が大きければ、1,000Whや2,000Whでも電力を使い切ってしまう可能性があります。
長期停電を重視するなら、
などを確認しましょう。
ただしソーラー充電は天候などの影響を受けるため、「ソーラーがあれば無限に使える」というわけではないのでご注意を!
失敗4:重すぎて必要な場所へ運べない
避難時に持ち出すなら、重さが負担にならないかを購入前に確認することが重要です。
ポータブル電源って結構重いんです。
「大は小を兼ねる」と考えて2,000Wh、3,000Whと容量を上げると、ぶっちゃけ男性でも持ち運びが大変なくらい重いです。
自宅で使うなら問題なくても、避難所まで運ぶなら話は別。
を先に決めましょう。
在宅避難が中心なら重量より容量を優先できる一方、持ち出し避難では携帯性が重要になります。
それでも大容量がいい!という方にはこんなキャリーカートもあるので、組み合わせて使う事で持ち運びもラクになりますよ。
失敗5:買った後に点検・充電状態を確認しない
防災用ポータブル電源は、購入後も残量・保管環境・本体の状態を定期的に確認して、いざというときに使える状態を維持することが大切です。
長期間使わないからといって、購入後の放置はおすすめできません。
メーカーの説明書を確認しながら、
などを確認しましょう。
実際に使う予定の家電を接続してみて、ちゃんと動くのか?停電時にも慌てず使えるのか?操作方法は大丈夫?その辺を一度確認しておくと停電時にも慌てず安心です。
失敗6:安全性をブランド名やLFPだけで判断する
有名ブランドやLFP電池だけで安全性だと決めず、事故情報・リコール・保管環境・充電時の注意まで確認することが重要です。
NITEはポータブル電源を含むリチウムイオン電池搭載製品について、火災などの事故に注意するよう呼びかけています。
公表資料によると、近年リチウムイオン電池を搭載した各種製品の事故が多数報告されており、ポータブル電源においても注意が呼びかけられています。
またNITEはポータブル電源を屋外で使用・充電する際に雨水が侵入し、内部でショートして発火に至った事故事例などを紹介しています。
水濡れや高温、衝撃、充電時の異常などを避け、異常な発熱・異臭・変形などがある場合はすぐに使用をやめてください。

災害用ポータブル電源を買う前の最終チェックリスト
購入前に確認するのは「使う家電・必要Wh・定格W・再充電・重量・安全性」の6項目。
これらを確認すれば、あなたにピッタリなポータブル電源が見つかります!
最後に商品ページを見る前に確認しておきたい項目をまとめます。
必ずチェック!購入前チェックリスト
次の項目をすべて確認して「何となく大容量を買う」ではなく、あなたに合った「最高の1台」を購入してください。
- □ 停電時に使う家電を決めた
- □ 必要な容量(Wh)を計算した
- □ 必要な定格出力(W)を確認した
- □ 最大瞬間出力も確認した
- □ 長期停電時の再充電方法を決めた
- □ 本体重量・サイズ・保管場所を確認した
- □ 電池種類・BMSなどの安全機能を確認した
- □ 保証・サポート内容を確認した
- □ リコール情報を確認した
- □ 購入時点のメーカー公式仕様を確認した
特に重要なのは、次の6つです。
①何を使うか → ②何Wh必要か → ③何W必要か → ④どう再充電するか → ⑤どこで使うか → ⑥安全に管理できるか
この順番で考えると、製品の比較がかなりラクになって選びやすいですよ。

防災専用ではなく普段使いして備える
ポータブル電源を普段から使うことで、操作方法を覚えられるし本体の状態も常に確認できます。
防災用として購入し普段は完全にしまい込んでしまうと、いざというときに
「電源の入れ方が分からない」「このケーブルはどこ?」「この家電は接続できる?」と迷ってしまいそうじゃないですか?
そこで、
- キャンプ
- 車中泊
- 屋外作業
- スマートフォンやPCの充電
- 停電時の予備電源
など普段使いを意識してみましょう。
使いながら充電状態や本体の状態を確認できるため、「買って保管するだけ」よりも防災用品として管理しやすくなります。
せっかく高いお金を払って買ったんだから、使い倒しちゃいましょう!
最後の2択が決められないと迷ったら
色々調べて候補は見つかったけど、コレ!と決めきれない方。
私も優柔不断なところがあるのでわかります・・・
でも大丈夫!私はこの考え方で、Jackery 1000 NEWを購入しました。次回は開封した様子をUPしようと思います。
ではどうすればよいかというと「容量→出力→充電→重量→安全性→保証」の順に自分の条件へ当てはめて確認すれば、あなたに合った1台が見つかります。
たとえば
- スマホ・照明中心なら小容量モデル
- 在宅避難で複数家電を使うなら1,000Wh前後以上
- 長期停電や大人数なら1,500〜2,000Wh以上も検討
- 持ち出すなら重量を優先
- 長期停電ならソーラー・車載充電も確認
というように「ランキング1位だから自分にも最適」とは限らないので、自分の使い方に合わせて選びましょうね!
特にJackeryやEcoFlowなど具体的なメーカーを検討する場合も、「何Whか」だけではなく、「何Wの家電をどのくらい使うのか」まで確認してからモデルを選びましょう。
まとめ
災害対策としてポータブル電源を選ぶなら、「防災だから大容量にしておこう」と考えずに、自分が停電中に何を何時間使いたいのかをしっかり考えることが最も重要です。
今回のポイントを整理すると、次のとおりです。

「せっかく大容量を買ったのに、使いたい家電が使えなかった」
これが個人的に一番やってほしくない失敗です。
高いお金を払ったのに、目的の家電が使えないのは悲しすぎます・・・
まずは停電時に使いたい家電を3〜5個ほど書き出し、それぞれの消費電力と使用時間を確認してみてください。
そのうえで必要なWhとWを計算すれば、あなたにピッタリのポータブル電源が必ず見つかりますよ!






